医療情報システムは多数の部門システムの集合体であり、従来はそれぞれの部門ベンダーが保守用として「リモート回線を独自に構築」していました。これにより、院内には管理しきれないインターネット網が多数存在していました。これによりセキュリティ確保の問題や、回線コスト負担など、運用管理者の悩みの一つでした。これらを解決する為、電子カルテベンダーを含む、全部門ベンダーが1つの回線網に集約したセキュアな「SSL-VPNリモートメンテナンス」を弊社がご提供いたします。
又、これらを活用し、近年増加している「在宅リモートワーク」の環境も同時に整備することができます。運用管理者や医事課事務職員など、リモートによる障害時のシステム接続や、在宅ワークでの医療情報システムの活用が安全且つ、1つのシステムで実現可能です。
【複数ベンダーのリモートメンテナンスと在宅リモートワークのイメージ】
【導入製品とソフトウェア】
FortiGateは、米Fortinet社の開発した統合脅威管理 アプライアンスで、同分野では世界一のシェア。 ファイアウォール、VPN、ウイルスアンチウイルス、侵入防止システム、コンテンツフィルタリング、電子メールフィルタリングなどの機能をゲートウェイ1台で処理 ※オプション することができるUTM装置です。
【導入に必要な準備】
❶NTTフレッツ回線とプロバイダ契約、オプションの「固定IP-1サービス」の申し込み
※弊社にて代行可能。開設まで約3週間~1か月半程度
❷既存回線の集約が可能な場合は移行後、既存回線のご解約 ※病院様にて実施
❸FORTIGATEの構築と導入
※在宅リモートワークの利用の場合は、利用者とリモート接続用端末の選定が必要です。